キャッシュレス化はコストをかけずにできる!オススメの方法

新型コロナウイルスによってキャッシュレス化の導入をされていたり検討中の事業主様が多いと思います。
しかし、キャッシュレス化にしたいけれど導入について困難な事業者様もおり、簡単にキャッシュレス化導入ができない場合もあるようです。

そこで、店頭販売・対面販売をされている事業者様もオンライン販売している事業者様でも簡単にキャッシュレス化できるオススメの方法をお伝えします。

どんな事業でも対応!PayPal(ペイパル)

初めて耳にする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
PayPay(ペイペイ)と響きは似ていますが、全く別のキャッシュレスシステムです。
PayPal(ペイパル)は、世界中で2億2,700万人以上(2018年3月時点)が利用しているオンライン決済サービスです。

1,500万以上(2018年3月時点)の店舗がすでに導入・利用をしているサービスで、銀行口座からの支払いだけでなくクレジットカード決済・デビットカード決済もできます。
セキュリティーは業界最高水準の安全性を保っているので、情報漏洩の心配も少なく安心して利用することができます。

気になる導入方法は?

導入はとても簡単で、スムーズに入力ができれば30分程度で完了します。
特に設置する機械はなく、必要なのはパソコンとスマートフォンもしくはタブレット端末のみです。

1 ビジネスアカウントを新規登録しましょう

パソコンからPayPalビジネスアカウント新規登録を行います。
下のロゴをクリックするとビジネスアカウント新規登録画面へ変わります。

登録に必要な物は、3つだけです。

1 メールアドレス
2 本人確認書類(個人事業と法人で異なります)
3 入金する口座

開設費用・初期費用・月額費用・解約費用は一切かかりませんので、「とりあえず試しに」という感じに登録してみてもいいかもしれません。

2 本人確認と初期設定をしましょう

本人確認は、個人事業と法人で準備する書類が異なります。
事業者様によって必要書類を揃えてください。
PayPal本人確認必要書類(個人事業)

PayPal本人確認必要書類(法人)

書類をアップロードする際、運転免許証を選択したい場合は1つの画像(PDF・JPG・PNG・GIF)に裏表が収まるようにしてください。

追加情報として別の本人確認書類が必要となります。
個人事業の方なら、運転免許証と健康保険証の2点があれば登録ができます。
ただし、注意しなくてはいけないのは住所やお名前が保険証と運転免許証で異なってしまっている場合は登録ができない場合がございます。

アップロードが完了しましたら、PayPalアカウント使用目的を選択しましょう。

新規登録は一度ここで終了します。
このあと約1週間後に事業者様のご自宅へ転送不要書留郵便ハガキが届きます。
届きましたらログインをして完了となります。

3 銀行口座を登録しましょう

こちらの銀行口座は、お客様から入金があったお金(売上)を入金する口座です。
都市銀行・地方銀行はもちろん、ネットバンクでも登録が可能です。

この登録までできたら完了です。
PayPalのログインにはメールアドレスと大文字小文字を含む英数字のパスワードが必要です。
紙やパソコン・スマートフォンのメモ機能に残しておくといいですね。

4 スマートフォン・タブレット端末にも導入しましょう

パソコンで導入ができましたらスマートフォンやタブレット端末にも導入してみましょう。
こちらにも導入をしておくことで、配達をされる事業者様でもお客様からその場で決済をしていただけます。(お支払いされるお客様の携帯電話番号またはメールアドレスが必要となります)

App Store

Google Play

インストールをして画面の流れにあわせて入力・設定をすれば完了です。

サポートはある??

海外のシステムと聞いて一番不安なのはサポート面かと思います。
サポートは、電話でもメールでも可能です。
電話も日本語がきちんと理解して会話できるレベルの方が流暢な日本語で案内してくれます。
お客様を特定するために、登録時に入力しておいたクレジットカードの下4桁が必要となりますので、問い合わせ前にカードの用意をしておくと相談がしやすくなります。

お客様に負担は??

日本人アカウント同士ならお客様も手数料がかからずにお支払いができます。
銀行振込だったら振込手数料がかかりますが、PayPalを利用すればお客様も負担がありません。

売上はPayPalアカウントに。口座に入れるときは5万円を超えてから。

PayPalは売上が入金されても事業者様の口座にそのまま入金されません。
入金された売上はPayPalアカウントに一度入金され、事業者様の口座へ入金するには口座へ移す作業が必要となります。

また、5万円未満で口座へ移したい場合は手数料が250円発生いたしますので、事業者様の口座へ移すタイミングは5万円を超えたときがオススメです。

分からないときは相談を。

さて、ここまでご説明をしてきましたが「海外のシステムだし、やっぱり実体験まで聞かないと・・」と思う方。
そんな方はぜひ、弊所までご連絡ください。