飲食関係で感染予防対策としてできなくなったことのひとつとして挙げるなら「試食」ではないでしょうか?
今までは提供する料理をその場で調理して匂いや味で通りがかりのお客様の購買意欲を高めていたと思います。しかし、お客様自身が感染することをできるだけ避けるために拒むことも多くなったこともあり試食が難しくなったと思います。
試食で惹きつけることもできない場合、食べさせなくても商品の魅力を伝えなくてはいけません。
そんなときにオススメな方法は、「魅力的なチラシ」です。
今回はチラシだけで商品の魅力を伝える方法をお伝えします。
小学生でもわかる表現にしましょう!
小学生でもわかる表現というのはざっくりお伝えするとこの3つです。
・数字を使う
・文字の情報は少なくする
・擬音語を使う
それぞれを使う理由について説明していきますね。
数字を使う
数字というのは、多いのか少ないのかまたは長いのか短いのかなど数だけで「どれくらい」なのかをお客様に想像させることができます。
比較や歴史を伝えたいときにこの方法を使うことで想像しやすくなります。
よく見かけるものとして挙げるなら「〇g増量!」「創業〇年」などですね。
文字の情報は少なくする
人が記憶することというのは限界があります。限界を超えるとせっかく記憶した内容が整理できなくなり、結局何の話なのがが伝わりにくくなってしまいます。特に「文字」の場合は整理どころか印象としても残すことが難しいものです。
自慢の商品を知ってもらいたいとたくさんあれこれ情報を載せたくなりますが、文字で情報を説明する際は極力少なくし、物足りないくらいが丁度よいでしょう。
擬音を使う
「パリっと」「ふわっ」など音を文字にして表現する方法です。この方法は飲食の場合、食感や喉越しをお客様に想像させることができるので、一番伝わりやすい表現とも言えます。あまり使いすぎると幼稚な感じになってしまうのですが、目立たせたい部分に使用することでインパクトを与えることができます。
文字と写真の割合は4:6
チラシを作る際は、できるだけ4:6のバランスで作るといいでしょう。
これは、写真(画像)を使って視覚化させる目的があります。4:6はあくまでも目安なのですが、ポイントは文字で表現する内容は少なくしたほうが良いです。
バランスは量というより全体的に見たときに感じるものなので、写真は少なくても大きく使うだけで伝わるチラシが作れます。
事業内容が伝わる写真や目玉商品を大きく取り入れることでインパクトのあるチラシができます。
書き切れない情報はSNSを有効活用
文字を少なく載せるとお話してきましたが、少なくすることによって載せられなくなってしまう内容もあると思います。
そんなときは、SNSやホームページを有効活用して伝えていくことをおすすめします。
今は、たくさんの人がSNSを活用していますので情報はSNSでという方も多いです。SNSは、Facebook・Twitter・Instagramが利用者が多いので活用してみましょう。
SNSで載せるときは、印刷されたチラシを写真撮影するのではなく、チラシのデータをjpgやpngで保存してアップさせることにより照明による反射のない状態でアップされます。
チラシにSNSを載せる際はURLをQRコードにして載せると読み取るだけなのでチラシを見た人も行動を起こしやすいでしょう。
お客様にとって「欲しい情報」を載せる
情報を載せるとき、お客様にとって「欲しい情報」かどうか考えることも大切です。
例えば、事業者様にとっては創業年数というのは長ければ長いほど誇りに感じていると思います。
しかし、それはお客様にとって購買意欲を高める情報になるとはあまりいえません。お客様にとって欲しい情報は、価格・商品・品質(見た目)・販売場所。それ以外はお客様にとって「補足情報」に過ぎません。
事業者様目線ではなくお客様目線で考え、事業者様が伝えたい情報からお客様の欲しい情報にして載せるといいでしょう。
さいごに
いかがでしたか?
チラシですべて伝えようとしてしまうと情報が多くなってしまい、逆に「伝わりにくい情報」となってしまいます。
上手に掲載情報を選ぶことで伝わるチラシを作ることができますのでやってみてください。
弊社でもチラシ制作は承っておりますので、ぜひご相談ください。